地域の魅力・資源 FIELD area

大森子陽の墓と
良寛詩碑

大森子陽(しよう)は、良寛に学問を教えた北越四大儒といわれる江戸時代の儒学者です。元文3年(1738)に三島郡遠矢ヶ崎(現在の寺泊当新田)に生まれ、若い頃から儒学や詩文を学び、江戸に遊学に出ます。帰郷後、32歳の時に地蔵堂(現在の燕市地蔵堂)に私学三峰館(さんぽうかん)を開塾して、良寛など20数名がその元で学びました。晩年は故郷を離れ鶴岡(山形県鶴岡市)で塾を開き、寛政3年(1791)に54歳でその生涯を閉じました。遺骨は息子の求古(きゅうこ)により当新田の大森家の墓所に葬られました。良寛は玉島から帰って初めて恩師子陽の死を知り、その墓の前で慟哭しました。そしてその想いを「弔子陽先生墓」の詩に著しました。

INFORMATION

所在地

長岡市寺泊当新田

駐車場

無し

問合せ

寺泊支所地域振興・市民生活課

TEL:0258-75-3111

ACCESS

【公共交通機関でお越しのお客様】

  • JR寺泊駅より徒歩15分

美しい景観、おいしい食、個性あふれる地域の文化。長岡市内各地にはたくさんの宝があります。
「地域の宝」とは、その宝の個性を磨き上げ、次の世代に届けるために選定された自然、伝統文化、各所旧跡などの地域資源です。平成26年度に各地域委員会で認定されました。

〜 寺泊地域 〜

寺泊地域は、日本海に面し、佐渡・弥彦山を背景にした景勝の地です。
北前船の寄港地であり、古くから海上交通の要港や北国街道の宿場町として栄え、農業・漁業を基幹産業に発展してきました。
近年では、夏の海水浴やマリンスポーツ、魚の市場通り、寺泊水族博物館、温泉のほか、寺泊港まつり海上大花火大会が盛大に開催され、年間280万人余の観光客が訪れています。
また、「寺泊歴史街道」や、佐渡からトキを受け入れ整備した「トキ分散飼育センター」などの文化的資源もあり、今後も海洋資源を中心に文化的資源も活用しながら、さらなる観光振興を進めます。

寺泊地域は、日本海に面し、佐渡・弥彦山を背景にした景勝の地です。
北前船の寄港地であり、古くから海上交通の要港や北国街道の宿場町として栄え、農業・漁業を基幹産業に発展してきました。
近年では、夏の海水浴やマリンスポーツ、魚の市場通り、寺泊水族博物館、温泉のほか、寺泊港まつり海上大花火大会が盛大に開催され、年間280万人余の観光客が訪れています。
また、「寺泊歴史街道」や、佐渡からトキを受け入れ整備した「トキ分散飼育センター」などの文化的資源もあり、今後も海洋資源を中心に文化的資源も活用しながら、さらなる観光振興を進めます。