地域の魅力・資源 MOUNTAIN area

静御前の墓

静御前は、奥州平泉に逃れた義経を追って、ここ栃尾の栃堀までたどり着いたが、病により建久元年(1190)4月28日に亡くなりました。残された二人の侍女は、村人と話し合い埋葬して塚を建て、ふもとに草庵を結び「松寿庵」と名付け、剃髪し菩提を弔ったと伝わります。
静御前の墓の左側の供養塔は、明治末期、対岸の小向村に住む若干16歳の福王寺セイが、傷みが進んだ静御前の墓を悲しみ、自らが機を織ったお金で建てようとしたものです。セイは道半ば18歳の若さで病没、セイの志を継いだ父親と周囲の協力で建てられました。

INFORMATION

所在地

長岡市栃堀406番地2(高徳寺坂)

問合せ

栃尾支所商工観光課

TEL:0258-52-5827

ACCESS

【お車でお越しのお客様】

  • 関越自動車道「長岡IC」より車で45分
  • 北陸自動車道「中之島見附IC」より車で45分

美しい景観、おいしい食、個性あふれる地域の文化。長岡市内各地にはたくさんの宝があります。
「地域の宝」とは、その宝の個性を磨き上げ、次の世代に届けるために選定された自然、伝統文化、各所旧跡などの地域資源です。平成26年度に各地域委員会で認定されました。

〜 栃尾地域 〜

栃尾地域は、名峰守門岳に抱かれ、刈谷田川、塩谷川、西谷川が谷を刻んでいます。その流域に集落が形成され、刈谷田川と西谷川の合流部の平地には市街地が広がっています。
江戸時代中期以降は全国有数の織物産地となり、現在も繊維産業が基幹産業となっています。商店街には、冬の積雪時の通路を確保するための「雁木(がんぎ)」が約4.3㎞連なり、日本有数の総延長を誇っています。
約300年の歴史がある大きな「あぶらげ」などの特産品や名水百選「杜々の森湧水(とどのもりゆうすい)」などの観光資源に加えて、上杉謙信公旗揚げの地として毎年開催されている栃尾謙信公祭などを活用し、さらなる地域おこしを進めます。

栃尾地域は、名峰守門岳に抱かれ、刈谷田川、塩谷川、西谷川が谷を刻んでいます。その流域に集落が形成され、刈谷田川と西谷川の合流部の平地には市街地が広がっています。
江戸時代中期以降は全国有数の織物産地となり、現在も繊維産業が基幹産業となっています。商店街には、冬の積雪時の通路を確保するための「雁木(がんぎ)」が約4.3㎞連なり、日本有数の総延長を誇っています。
約300年の歴史がある大きな「あぶらげ」などの特産品や名水百選「杜々の森湧水(とどのもりゆうすい)」などの観光資源に加えて、上杉謙信公旗揚げの地として毎年開催されている栃尾謙信公祭などを活用し、さらなる地域おこしを進めます。