地域の魅力・資源 FIELD area 田園エリア
明新館支館跡
1818年(文政元)、上山藩(現在の山形県上山市)の陣屋が七日市(現在の長岡市三島地域)に置かれ、約50年以上にわたりこの地を治めたといいます。
藩では、1866年(慶応2)に学問奨励をすすめるべく「上山藩明新館支館」を建設し、農民の子供たちへの教育が始まりました。
支館の建設に対し、地元庄屋で大地主からは、土地の提供、建設材料や費用について何一つとして苦言は無かったといいます。
武士と農民という区別に関係なく、子供たちがすべからく学問を授かることができること、その学びに相応しい優秀な教師の派遣があったという背景がそこにはあったといいます。のちの宮大工や和算家の輩出の礎になったことも確かな史実として語り継がれています。
明新館支館跡は、七日市地内県道与板関原線から諏訪神社参道につながる狭い道路脇の一角にあり、かつては七日市公会堂が建っていた場所でもあり、支館の由来を簡単に記した碑がひっそりと建っています。
地元日吉小学校児童による紹介看板も設置されており、現代においても子供たちの学びの場となっていることがうかがえます。
ACCESS
【公共交通機関でお越しのお客様】
- JR長岡駅大手口バス停6番線より「脇野町」または「与板警察署」行きバスに乗車、「七日市」下車、徒歩3分
【お車でお越しのお客様】
- 長岡北スマートICより車で10分
美しい景観、おいしい食、個性あふれる地域の文化。長岡市内各地にはたくさんの宝があります。
「地域の宝」とは、その宝の個性を磨き上げ、次の世代に届けるために選定された自然、伝統文化、各所旧跡などの地域資源です。平成26年度に各地域委員会で認定されました。
〜 三島地域 〜
三島地域は、東側の平坦地に水田地域が広がり、西側の西山丘陵には、豊富な里山資源のある山間地が広がっています。
水稲を中心とした農業、良質な湧水で製造される酒や味噌、そうめん、手引き鋸などの地場産業で栄えており、近年では都市近郊型住宅地・農村工業団地として発展してきました。
三島地域の宝である「三島の里山」を活かし、2mの両挽き鋸で丸太を豪快に切り落とす「全日本丸太早切選手権大会」や、里山整備で伐採した竹を利用した全国有数の規模のライトアップイベント「越後みしま 竹あかり街道」など、地域資源を活かし地域住民が主体となった地域づくりをさらに進めます。
三島地域は、東側の平坦地に水田地域が広がり、西側の西山丘陵には、豊富な里山資源のある山間地が広がっています。
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