地域の魅力・資源 FIELD area

遍澄法師(へんちょうほうし)

解良栄重の『良寛禅師奇話』に、出家した理由を尋ねられた良寛は「遍澄に問うべし」と返答したと記されています。また、良寛は遍澄の膝を枕に示寂したとも伝えられています。
島崎の地に生まれた早川市内は幼少時ここ妙徳寺にあがり、手習いや行儀見習いに励みました。長じて良寛を知り、国上山に良寛を訪ね、良寛の法弟となり遍澄と名乗るようになりました。
遍澄が良寛に尽くす姿は人々の心を動かし、やがて地蔵堂の人々が願王閣に迎えたのです。良寛は木村家に移住し、遍澄は寺院の改修や子供たちに学問の手ほどきをし、蔵雲和尚(ぞううんおしょう)や林甕雄(はやしみかお)の良寛詩歌集の編著のために資料提供や助言をしました。また、富取芳斎(とみとりほうさい)に絵を学び、良寛の托鉢姿の絵を今日に伝えてくれています。

INFORMATION

所在地

長岡市島崎4895

問合せ

和島支所産業建設課
TEL:0258-74-3114

ACCESS

【公共交通機関でお越しのお客様】

  • JR越後線「小島谷駅」から徒歩15分

【お車でお越しのお客様】

  • 関越自動車道「長岡IC」より車で30分
  • 北陸自動車道「西山IC」より車で30分
  • 北陸自動車道「中之島見附IC」より車で25分
  • 北陸自動車道「長岡北スマートIC」より車で20分

美しい景観、おいしい食、個性あふれる地域の文化。長岡市内各地にはたくさんの宝があります。
「地域の宝」とは、その宝の個性を磨き上げ、次の世代に届けるために選定された自然、伝統文化、各所旧跡などの地域資源です。平成26年度に各地域委員会で認定されました。

〜 和島地域 〜

和島地域は、中央部を島崎川と郷本川が流れ、農業を中心に発展してきました。
奈良時代の国史跡「八幡林官衙遺跡(はちまんばやしかんがいせき)」や鎌倉時代に建立された「妙法寺」、南北朝時代の「村岡城址」、越後鉄道(現JR越後線)の創業者・久須美家の邸宅「住雲園(じゅううんえん)」など、歴史的資源の宝庫となっています。
また、良寛と貞心尼(ていしんに)の出会いの地としても知られ、「はちすば通り」や「木村家」、「隆泉寺」など良寛ゆかりの名所のほか、「菊盛記念美術館」、オートキャンプ場、古民家を移築した道の駅、木造校舎をリノベーションした施設などの新たな交流を生み出す施設もあり、歴史的資源とあわせた地域づくりを進めます。

和島地域は、中央部を島崎川と郷本川が流れ、農業を中心に発展してきました。
奈良時代の国史跡「八幡林官衙遺跡(はちまんばやしかんがいせき)」や鎌倉時代に建立された「妙法寺」、南北朝時代の「村岡城址」、越後鉄道(現JR越後線)の創業者・久須美家の邸宅「住雲園(じゅううんえん)」など、歴史的資源の宝庫となっています。
また、良寛と貞心尼(ていしんに)の出会いの地としても知られ、「はちすば通り」や「木村家」、「隆泉寺」など良寛ゆかりの名所のほか、「菊盛記念美術館」、オートキャンプ場、古民家を移築した道の駅、木造校舎をリノベーションした施設などの新たな交流を生み出す施設もあり、歴史的資源とあわせた地域づくりを進めます。