地域の魅力・資源 MOUNTAIN area

木喰仏仁王尊

【木喰仏仁王尊】
小国町太郎丸の真福寺は、文化元年(1804年)4月1日から5月20日まで滞在した木喰上人の傑作が見られる寺として有名です。
真福寺山門の台座上に直立している仁王像は、二体とも丈は8尺(2.42m)、山門に向かって右の阿形像は700kg、左の吽形像は500kgあります。
諏訪井白山神社にあった一本の欅から真福寺内陣で二体を作り出したといわれ、太郎丸の大工長谷川松太郎が下削りを手伝った以外は、上人一人で刻んだということです。
上人87才の作で、背面の墨書から一体は4月21日、もう一体は5月2日の完成ということが分かります。
山門仁王像は長岡市指定文化財です。(昭和58年4月1日指定)
また、真福寺が所蔵する他の木喰上人の作品は下記のとおりです。
【木喰仏立木観音】
真福寺山門の仁王像と同時期、太郎丸上坂家の庭の梨の立木にこの観音像を刻んだと伝わります。天保13年(1842年)この木が枯れたため、尊像部分を伐りとり、真福寺内に安置されています。
【木喰仏金毘羅大権現】
イチョウ材の一木造で、像高約50cm。背面に「金毘羅大権現 木喰八十七才」「享和四子年八月十三日 五行菩薩」などの墨書が残されています。

INFORMATION

所在地

長岡市小国町小国沢2421(真福寺)

問合せ

新浮海山 真福寺

TEL:0258-95-2173

ACCESS

【公共交通機関でお越しのお客様】

  • JR長岡駅大手口バス停3番線より「小国車庫前」行きバス乗車、終点「小国車庫前」下車、徒歩20分

【お車でお越しのお客様】

  • 関越自動車道「小千谷IC」より車で25分
  • 北陸自動車道「柏崎IC」より車で35分

美しい景観、おいしい食、個性あふれる地域の文化。長岡市内各地にはたくさんの宝があります。
「地域の宝」とは、その宝の個性を磨き上げ、次の世代に届けるために選定された自然、伝統文化、各所旧跡などの地域資源です。平成26年度に各地域委員会で認定されました。

〜 小国地域 〜

小国地域は、周囲を山に囲まれた盆地で、中央を渋海川が貫流し、周りに広がる肥沃な平坦地と河岸段丘を形成しています。
基幹産業である稲作は、大区画ほ場で生産組織による効率的な稲作が行われており、地域の伝統野菜である「八石(はちこく)なす」は、長岡野菜としてブランド化されています。
また、300年以上の伝統を持つ「小国和紙」は、国や県の無形文化財に指定されていて、雪を利用して作られる紙は、やわらかな風合いと強さが特徴で、紙すき体験なども行われています。
これらの地域資源をはじめ、約83haの敷地に広がる「おぐに森林公園」など、文化と自然を活かした体験型の交流により、まちのにぎわいを創出します。

小国地域は、周囲を山に囲まれた盆地で、中央を渋海川が貫流し、周りに広がる肥沃な平坦地と河岸段丘を形成しています。
基幹産業である稲作は、大区画ほ場で生産組織による効率的な稲作が行われており、地域の伝統野菜である「八石(はちこく)なす」は、長岡野菜としてブランド化されています。
また、300年以上の伝統を持つ「小国和紙」は、国や県の無形文化財に指定されていて、雪を利用して作られる紙は、やわらかな風合いと強さが特徴で、紙すき体験なども行われています。
これらの地域資源をはじめ、約83haの敷地に広がる「おぐに森林公園」など、文化と自然を活かした体験型の交流により、まちのにぎわいを創出します。