地域の魅力・資源 FIELD area 田園エリア
越後鉄道と住雲園
久須美邸
弥彦山を借景とする住雲園は久須美家16世六郎左衛門政信が享保2年(1717)に手がけた庭園です。おって23世太宰祐之は学塾を開き、文人墨客を招いては講習に資するようはからいました。柏如亭、市川寛斎等訪れては教授しました。大窪詩仏は庭園に、亀田鵬斎は学塾に、それぞれ「住雲園」、「暘谷館」との名を冠しました。
邸宅は戊辰戦争の折、二か月にわたり会津軍の陣屋とされ、会津敗走の時火を放たれて邸宅は灰燼に帰しました。
昭和9年、すでに久須美家の手を離れた庭園を文部省が調査し、県に対してその維持管理に留意するよう通達したものの、戦時の流れに呑みこまれたまま今日に至っています。
INFORMATION
所在地
長岡市小島谷2156番地の1
開館時間
開館時間:午前8時30分~午後5時
休館日
12月29日から翌年の1月3日まで
問合せ
和島支所地域振興・市民生活課
TEL:0258-74-3112
ACCESS
【お車でお越しのお客様】
- 関越自動車道「長岡IC」より車で40分
美しい景観、おいしい食、個性あふれる地域の文化。長岡市内各地にはたくさんの宝があります。
「地域の宝」とは、その宝の個性を磨き上げ、次の世代に届けるために選定された自然、伝統文化、各所旧跡などの地域資源です。平成26年度に各地域委員会で認定されました。
〜 和島地域 〜
和島地域は、中央部を島崎川と郷本川が流れ、農業を中心に発展してきました。
奈良時代の国史跡「八幡林官衙遺跡(はちまんばやしかんがいせき)」や鎌倉時代に建立された「妙法寺」、南北朝時代の「村岡城址」、越後鉄道(現JR越後線)の創業者・久須美家の邸宅「住雲園(じゅううんえん)」など、歴史的資源の宝庫となっています。
また、良寛と貞心尼(ていしんに)の出会いの地としても知られ、「はちすば通り」や「木村家」、「隆泉寺」など良寛ゆかりの名所のほか、「菊盛記念美術館」、オートキャンプ場、古民家を移築した道の駅、木造校舎をリノベーションした施設などの新たな交流を生み出す施設もあり、歴史的資源とあわせた地域づくりを進めます。
和島地域は、中央部を島崎川と郷本川が流れ、農業を中心に発展してきました。
奈良時代の国史跡「八幡林官衙遺跡(はちまんばやしかんがいせき)」や鎌倉時代に建立された「妙法寺」、南北朝時代の「村岡城址」、越後鉄道(現JR越後線)の創業者・久須美家の邸宅「住雲園(じゅううんえん)」など、歴史的資源の宝庫となっています。
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