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2025/9/1

長岡市保活レポ|移住ママが語る入園準備と申請のスケジュール完全ガイド

長岡市保活レポ|移住ママが語る入園準備と申請のスケジュール完全ガイド

2025年3月に神奈川県から夫の実家のある新潟県長岡市へ、小さい子供を2人連れて神奈川県から移住をしました。

(移住の経緯については、下記の記事をご覧ください)

私が長岡市へ移住するにあたり、一番不安だったのが1歳児クラスになる次男の保活(保活とは子供を保育園に入れるために行う活動のこと)。

共働きの移住では避けて通れない保活。

全く新しい土地で、どうやって保育園を探して入園準備をしたのか。

長岡市の保活状況と保活の役立つノウハウを、移住者である私の経験を踏まえて時系列でレポートします!

とにかく不安だった保活前。

移住で一番心配していたのが次男の保活でした。

移住前に住んでいた関東では子供が多い地域ということもあって第一志望の保育園に入れないことも当然あったりする、いわゆる激戦区。

しかし、関東では次男ということもあり兄弟枠ですんなり8カ月の時に0歳児クラスに入園。

兄弟で同じ保育園に通っていました。

今回の移住保活は長男が小学校に上がることもあり兄弟枠が無い…。

しかも夫の求職活動と重なるため、かなり点数が低いことが私の中で重くのしかかっていました。

(認可園では家庭の状況を点数化し、点数が高い家庭が優先的に入れる仕組みになっています)

それに加え、移住時期を長男の小学校入学に合わせたため、次男は一番入園倍率が高いと言われる1歳児クラス入園での移住。

保育園に入れない場合は移住をあきらめようと思っていたため、毎日不安な気持ちで過ごしていました。

長岡市は保活激戦区⁉

ネットで長岡市のママ情報サイトなどを検索すると、長岡市(シティエリア)の保活はかなりの激戦で、まれに入園できないこともあるというコメントを目にし、日に日に不安は大きくなる一方でした。

移住後に周りのママと話す機会があった時に聞いたのですが、駅周辺はやはり激戦区とのこと。

兄弟で違う園に通っている方もいらっしゃいました。

実際には長岡市の出生率は年々減少していて、全国平均でも出生率は低いそうなのですが…。

令和5年の長岡市子育て世帯の生活に関する調査では、ふたり親世帯で父親の就業率97%に対して母親の就業率は87.8%と、共働き家庭がほとんどであることが分かります。

地方=すんなり保育園に入れそう、と思っている方は要注意です!

私が保育園入園のために何をしたか、移住保活について時系列で説明しますね。

長岡市(シティエリア)保活でやったこと。

1.長岡市役所(広報魅力発信課)でのリモート面談時に相談。

移住一年前の4月のリモート面談時にも、保育園に入れるかが心配だということをお伝えしていました。

その際に「保育課の職員が同席してのミーティング設定も可能ですよ」とおっしゃっていただき、とても心強かったことを覚えています。

もちろんその場で「ぜひお願いします!」とミーティング設定を依頼。

移住に向けて不安なことがあれば小さなことでも相談してみてくださいね。

2.長岡市役所(保育課)の方とリモート面談。

わりとすぐに保育課の方につないでいただき、広報魅力発信課の方同席でリモート面談を行いました。

そこで色々と質問させていただいたのですが、長岡市では母子モというアプリを使って子育て情報を配信しているとのこと。

保育園の空き状況や、入園手続きのリンクが貼ってありすぐに調べられて便利です。

また、このアプリの他に移住候補エリアの保育園の入園率について伺ったのですが、人気の園はやはり落選もあるそう。

実際に移住者が保育園に落選して幼稚園に変更した、という事例もお伺いしました…。

不安に追い打ちをかけられましたが、選ばなければどこかには入れるという言葉を励みに、いざ保活。

3.入園申し込みのための資料を取り寄せ。

8月末に来年度の入園資料が配布されるとのことで、保育課の方に電話し送付していただきました。

入園手続きの流れは長岡市の保育園等の入園手続のページで確認できますよ。

私がもともと住んでいた関東では一次募集の書類提出が10月~11月だったので、そんな感じかな?と思っていたのですが…

長岡市の一時募集の書類提出は9月の3週間弱。しかも提出先は第一希望の園!(R7年度の場合)

区役所で一括管理している関東とはまったく違うので、とても驚きました。

この時は住むエリアもまだ決まっておらず、長岡市役所(保育課)へ直接郵送の対応に変更してもらって認定証を交付していただきました。

(年度によって対応も違うかと思いますので、まずはお問い合わせしてみてくださいね)

ちなみに、認定証とは保育園に預ける資格がありますよ、というものになります。

この時の認定証によって、子どもを預けられる時間も決まります。

(標準時間は最長11時間保育、短時間は最長8時間保育)

次男は主人が求職中のステータスになるということもあって、短時間保育での認定になりました。

認定証を貰ってから入園申し込みまで。

1.希望の園を5つほど洗い出す

10月下旬ごろに認定証が送付され、いよいよ次は入園申し込みです。

なんと、認定証が交付されてから入園申し込みは11月上旬の1週間の期間に出さなければいけません。

(年度によって違うと思いますので、調べてみてくださいね)

保育課の方からは「入園申し込みを第一希望の保育園に送付する前に、園にお電話してみてください」とのこと。

関東では見学以外で園と直接コンタクトを取ることがなかったため、かなり驚きでした。(関東と違うことだらけ!)

なんとなく住むエリアは夫婦で決めていたのですが、どの園がいいのかなんてまったく分からず。

2つの条件から絞ることにしました。

  • 仕事の契約上、たまに東京出社があるので長岡駅の近くであること
  • 長男が通う予定の小学校と近いこと(学童は送迎が必要なため)

5~6つほど絞れたところで、実際に希望の園に電話してみることに。

2.希望の保育園に問い合わせ

当初の第一希望の園に電話したところ、保育園だけど夏休みがあるなど、幼稚園に近い形態であることが分かりあっさり断念。

認定証を貰う前に余裕を持って電話しておけばよかった~!と後悔しました…。

今思えば、最初に電話した園は「認定こども園」なので保育園とちょっと違うのは当たり前なのですが、知らない方は違いを調べておくといいかもしれません。

認定こども園は保育園よりも教育に力を入れていることもあり人気のようです。

そこでもともと点数が低いことが分かっていた私は作戦チェンジ!!

認定こども園は候補から外し、3歳児までのクラスしかない保育園を第一希望に変更しました。

3歳児までと言っても、その後は系列園に転園が確約されているので安心です。

念のため候補の全ての園にお電話したのですが、第一希望の園長先生がとても親切に対応してくださって、ここなら大丈夫そうだなと確信しました。

入園するにあたって不明なことは、このタイミングで直接聞いてみることをおすすめします。

3.いよいよ入園申し込み

希望の園を5園ほど記入し、第一希望の園に追跡ができるようにレターパックで送付。

あとは12月下旬に送付される結果を待つのみ。

どきどきしながら12月を過ごしました。

長岡市の第一希望の園に無事入園できた!

いよいよ12月末、第一希望の園に無事入園することができました!

思ったよりも大変だった移住保活。

一番大変だったのは自分がもともと住んでいた地域と保活のやり方がまったく違ったこと。

地域でこんなに違うのか~!と毎回びっくりでした。

保育園に電話するのも、仕事終わりだと間に合わないのでお昼休みをフル活用したり…。

何かと大変でしたが、無事に入園することができてホッとしたことを覚えています。

入園するまでに準備したこと。

入園が決まってから開催される、1月の入園前説明会。

私は移住者ということもあり、家探しで長岡へ行く2月に個別で面談をお願いすることになりました。

そこで準備するものなどを伺ったのですが…準備するものがとにかく多い!

0歳児で保育園に通っていたこともありそんなに準備するものはないかな?と甘く考えていた私。

園によって違いますが、手作りのエプロンやお昼寝の布団は自分で準備するなど、今までの園とはまったく違うことに驚きました。

実家の母に手芸系を手伝ってもらって、なんとか入園準備完了。(お母さん、ありがとう!)

実際に入園してみて。

入園して4カ月が過ぎましたが、今ではお迎えの際に「帰らない!」と言われるほど。

とっても保育園が楽しいようです。

先生方もとてもやさしくて、子ども以外の生活のことを聞いたりととても助かっています。

(先日は長岡花火の場所取りについて教えていただきました笑)

本当にこの園に入ることができてよかったなと思っています。

当初は時短保育での認定でしたが、私もフルタイムで働いているということもあり夫の転職先が決まった5月には無事、標準時間に変更。

現在は移住前と同じ時間で預けることができるようになりました。

私の保活体験談がみなさんの参考になれば幸いです。

保育園ライフ、楽しみましょう♪

この記事を書いた人

渡辺 香名子
渡辺 香名子
雪国暮らし経験ゼロの鹿児島出身、2児の母。
大学卒業後に上京し、結婚、出産を経て神奈川から2025年3月末に長岡市へ一家で移住。夫が多忙だったため、移住の手続き(保活や転校、引っ越し)を仕事しながらほぼ一人でこなすというハードな経験を持つ。
現在は東京の会社に籍を置くフルリモートのワーママ。田んぼを眺めるのが大好き。