長岡花火が盛大に打ち上がってたと思っていたら、あっという間に雪が降り、1年が終わろうとしています。
さて、間もなく大みそかです。
我が家では「寿司」「すき焼き」を食べながら、普段より、少し高級な「日本酒」をいただきます。
さらに夜更けに「年越しそば」を食べて、新年を迎えます。
言わば1年で一番豪華な料理が食卓に並びます。
私はこの「大みそかにごちそうを食べる」ことが全国的なことだと思ってましたが、首都圏からの移住者によっては、「大みそかは普段の食事と年越しそば」という方もいるようです。
そこで実態を探るべく、長岡市の各家庭で実際に大晦日に食べている料理を緊急調査を実施しました。
大みそかは寿司、すき焼きのどちらを食べますか?
まず最初に、長岡市に実家がある市の職員14名(世帯)にアンケートを実施してみました。
Q. 大みそかに食べる料理は?※複数回答可
①寿司
②すき焼き
③カニ
④その他
Q.年越しそばを食べますか?
①食べる
②食べない
さて気になる結果は?
大晦日に食べる料理は
①寿司 =7
②すき焼き=6
③カニ =2
④その他 =刺身3、鮭3、オードブル1
年越しそばを
①食べる =7
②食べない=7
「いつもと変わらない食事」の方はおらず、やはり長岡市民は大みそかにごちそうを食べる習慣があるのは間違いなさそうです。
ちなみに①寿司とすき焼きを食べる職員は2名、④その他の刺身や鮭は寿司やすき焼き、オードブルとセットでした。
年越しそばは、予想に反して半々になりました。
もしかしたら、夕食がごちそうなので、お腹いっぱいになって食べないのかもしれません。
市外、県外出身者にも聞いてみました
次に市外(県内)出身の職員4名のアンケート結果です。
大晦日に食べる料理は
①寿司 =4
②すき焼き=1
③カニ =0
④その他 =刺身2、鮭3、オードブル2、おせち1
年越しそばを
①食べる =3
②食べない=1
さらに県外出身の職員2名、県外からの移住者6名のアンケート結果です。
大晦日に食べる料理は
①寿司 =2
②すき焼き=0
③カニ =1
④その他=いつもと変わらない食事5
年越しそばを
①食べる =4
②食べない=4
市外(県内)出身者は市内と同じようにごちそうを食べることが分かりました。
県外の方の約6割は「いつもと変わらない食事」との回答でした。
大みそかは飛ぶように「寿司」が売れます!
新潟県の大みそかは、寿司やすき焼きといった、ごちそうを食べる習慣があることは確信しました。
しかし、なぜそのような習慣があるのか調べましたが、現時点ではよく分かりませんでした。
もしかすると、古くから伝わる「年取り」という習慣から来ているのではないかとのことですが、今後、調べていきたいと思います。
さて、調査では、地元出身の半分以上が食べる「寿司」ですが、12月よりスーパーだけでなく、全国展開の回転寿司店でも予約が始まります。
大みそかでの寿司の販売状況を調べるため、新鮮で活きのいいお魚が並び、私も毎週お世話になっている、長岡市川崎にある角上魚類さんに行ってきました。
お寿司売り場に行くと、なんと「12月31日のご予約は終了しました」の貼り紙が!
角上魚類さんにお話しを伺うと「寿司は年間を通して、お盆やクリスマスと比べても、大みそかが1番売れます」とのことでした。
お正月もちょっと違うかも?!
今回、大みそか以外にも、ついでに「お正月」に食べる料理も調査しました。
そこで分かったことは、なんと「おせち」を食べる地元出身者がほとんどいないことも判明しました。
また、お雑煮でなく「餅」単品であったり、「焼き鮭」や「タコの刺身」を食べたりと、お正月に食べる料理も他県と違うかもしれないようです。
特にお正月に食べる新潟県の郷土料理「のっぺ」も家庭によって、具材だけでなく、冷たいor温かい、醤油ベースor白だしベースと差があるようです。
次のブログでは、「お正月」の料理について、調べてお伝えする予定ですので、お楽しみくださいませ。
それではみなさま、良いお年を!