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2023/3/8

新潟県長岡市への移住の目的はアウトドアライフ【お試し移住体験談 Vol.2】

新潟県長岡市にあるお試し住宅。

移住を考える方に仮の住まいとしてご利用いただきながら、長岡のリアルな暮らしを体験いただく施設です。

今回、そのお試し住宅を利用された方の体験談をご紹介させていただきます。

本記事を見ていただくことで、今後長岡への移住を検討される方・移住や二拠点生活の候補地として検討される方の参考になれば幸いです。

ワークライフバランスを重視して選択肢にあがった長岡市。仕事も趣味も、生活の便利さもすべて妥協しない街

今回、お試し移住の体験談をお聞きするのは、愛知県岡崎市在住の福田さん。

名古屋市に本社を置くIT会社の株式会社コラボスタイルでエンジニアとして、月に数回の出社以外は在宅で勤務しています。

大学在学中と卒業後数年間は富山県で暮らしており、そのときに登山やスキーなどのアウトドアにドはまりし、Uターン後も度々、山へ遠征をする生活を送っています。

自然が身近でアウトドアを楽しむには恵まれた立地であること、そして2022年11月に(株)コラボスタイルが長岡市にサテライトオフィスを開設したことから、長岡への移住を考え始めた福田さん。

およそ一週間のお試し移住生活で、長岡市のライフワークバランスをどのように感じたのでしょうか。

年齢:28歳
職業:IT会社でシステムエンジニア
現住地:愛知県
お試し移住の利用期間:2月中旬

お試し移住を利用されたきっかけは何ですか?

市内にあるアウトドアショップのParrMarkにも行きました。全国的にも有名で以前から行ってみたかったという福田さん

元々アウトドアが好きだったので、いま住んでいるところよりももっと自然が身近な場所への移住を考えていました。

スキーシーズンになると毎週のようにゲレンデへ通っています。

いまは片道3時間程度かけて長野県などへ行っていますが、長岡市は上越妙高や湯沢、福島方面など様々な素晴らしいゲレンデへ片道1-2時間でアクセスでき、とても魅力的に感じていました。

アウトドアが身近という点で言うと、長岡市以外にも長野県や北海道なども候補にありました。

しかし、たまたま職場のサテライトオフィスが長岡に開設されて、移住後も現在の仕事により一層取り組めそうだと感じたことが、長岡市への移住を後押ししました。

今回は私が思い描く、趣味と仕事の両立がしっかり出来るかどうかを見極めるため、お試し移住を利用しました。

お試し移住の期間中はどのように過ごしていましたか?

平日は愛知県で暮らしているときと、ほとんど変わらないスケジュールで仕事をしていました。

仕事は基本的にはサテライトオフィスで行っていましたが、同じく長岡市に暮らしている職場の方も毎日サテライトオフィスに出社していたため、リアルに顔を合わせて仕事することにより、在宅勤務には無いメリットも実感しました。

移住後の仕事環境を前もって体験できて良かったです。

1日だけ仕事を少し早めの17時頃に切り上げて、そのまま上越国際スキー場へナイターを滑りに行ってみました。

上質の雪が楽しめるスキー場へも長岡から気軽にアクセスできます

翌日も仕事なので滑っていたのは2時間くらいですが、1日の中で仕事も趣味も両方出来るのはやっぱりいいですね! 

今度は逆に午前中に滑って午後から仕事、というのも試してみたいです。

週末は長岡市から1時間程度で、豪雪の越後湯沢や妙高方面のスキー場にも車でアクセスできるので、スキーも存分に楽しめました。

長岡市への移住を考えるにあたって、心配だったことは何ですか?

ひとつは雪による生活への影響度合いですね。

富山県に住んでいた頃も日常的な積雪は経験していましたが、住んでいた街が海に近いこともあって、常に街なかに雪が積もっているような環境ではありませんでした。

長岡市と聞くと、どうしても大雪、豪雪地帯というイメージが頭に浮かびます。

道路を車で走るだけでも大変なのかな…とか雪国の暮らしを身構えて考えていました。

ですが、実際に暮らしてみると、消雪パイプや除雪のおかげで、道路の交通もさほど不便ではありませんでしたし、玄関前の除雪なんかも特に問題ありませんでした。

移住前に冬季の暮らしのイメージが自分のなかで、しっかりと持てて良かったです。

それと、自分なりに移住先選びで気にしていたのは、都市としての大きさや程度です。

つまり、どういう商業施設や公共施設があるのか。

アウトドアが好きだからと言って、ただ自然の中で暮らしたいという訳ではありません。

生活する上で最低限の「暮らしやすさ」はしっかりと抑えておきたかったのですが、その点、長岡市は特に問題ありませんでした。

移住後も愛知県で暮らしている現在と、大きく変わりなく便利な暮らしが送れるかなという感覚です。

滞在中はほとんど外食だったという福田さん。青島食堂の生姜醤油ラーメンもいただきました
長岡の名物グルメ、フレンドのイタリアン

長岡市への移住、もしくはお試し移住の利用を検討されている方にメッセージをお願いします

長岡市への移住、もしくはお試し移住の利用を検討されている方にメッセージをお願いします

インターネットを駆使して、移住先を考えている方も多いと思いますが、各地の移住ポータルサイトには当然ながら、良いことばかり目につくように書いてあります。

その限られた側面だけの事前情報で、いざ移住をするとなればリスクも大きいです。

なので、住んでみないと分からないデメリットや課題を見つけるために、お試し移住は利用した方がいいと思います。

どんな街でも合う、合わないは絶対にあります。

例えば長岡市の冬はほとんど毎日が曇り空ですが、それも日帰りだと「今日は天気が悪かったな」で終わってしまいます。

長岡の曇天の多さは、私にとっては「洗濯物乾きにくいなー」程度であまり気になりませんでしたが、しっかりと体験して判断した方がいいですよ。

▼長岡市のお試し移住のご紹介はこちら

この記事を書いた人

イケト
イケト
北海道札幌市出身。水戸市、新潟市を経て大学卒業後、長岡のNPO法人に就職。前世は犬かと思うほど散歩が好きで、余暇の時間は近所や長岡を中心に新潟県内を散歩して過ごしています。よそからの視点で、散歩中に見たり気が付いたことをお届けします。家々の屋根の向こうに見えるながーい丘と、秋風にゆれる田んぼの風景が好きです。「老後まで長岡で暮らすぞ」みたいな長岡ガチ勢ではないです。