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タウン 買い物

2022/7/19

隠れた長岡の名物食材「夏野菜」を味わい尽くせ!直売所攻略法を伝授

地方に住む、といったらやはり「美味しい農産物が食べられる!」というイメージ、ありますよね。

ここ長岡もご多分に漏れず、美味しい農産物がたくさんあります。

地元出身ならば親戚やご近所さんから新鮮なお野菜のお裾分けがあったりしますが、なかなか移住してきた人には難しいもの。

でもご安心ください!

そんな時に頼れるのが『直売所』です!!

長岡の関原地域にあるJA系列の直売所「なじら~て」関原店の様子
JA系列の直売所「なじら~て」は川西と川東に店舗があり、取扱品目も多くて便利

長岡の直売所が最も盛り上がるのは、実は夏!

特に夏のこの時期は、絶対食べておきたい長岡のローカル野菜や、新鮮な夏野菜がずらりと並ぶハイシーズン。

新潟県と言ったら米だから秋じゃないの?と思われるかもしれませんが、長岡伝統野菜の巾着ナス・梨ナスや糸ウリ、神楽南蛮などはいずれも夏野菜。

枝豆なども多く出回るこの時期、直売所は新鮮な食材を求める人で大賑わいです。

筆者も長岡に移住してきてからというもの、夏は直売所に行くのが週末のルーティーン。

料理好きとしては、長岡に住んでてよかったな~と特に強く感じられるひとときです。

お出かけ先でも直売所を見かけるとふらふらっと立ち寄ってしまう直売所ジャンキーな筆者が、長岡の直売所を120%楽しむための「攻略ポイント」を3つ伝授します!

攻略ポイント① 午前中に行くべし

直売所のナス売り場。ほとんど売り切れてしまっている。
長岡名物、9種類ものナスが並ぶ圧巻の光景・・・のはずが、午後に来るとこの状態

なによりもまず「朝早く行くこと!」これが最重要のポイントです。

筆者が毎週のように通う「なじら~て関原店」は開店15分前にもなると、開店待ちの人が20人近く並んでいることもあります。

人気の野菜はすぐに売り切れてしまいますから、遅くとも午前中に行っておきたいところです。

特にこの時期、長岡市民が愛してやまない多種多様なナスと枝豆は争奪戦です。

枝豆については売り切れてしまうほかにも、もぎたてが絶対的にうまいという理由もあります。

朝一に買ってきてすぐ茹でた枝豆は「枝豆の概念が変わる」と言ってもいいほど香りが素晴らしいので、ぜひ早起きしてチャレンジしてみてください。

6月末~10月頭にかけて3か月以上続く枝豆シーズン中、直売所には常に2~3種の枝豆が並ぶ。早い者勝ち。

ただ、午後はゆったりとお買い物できますので、特にこれといったお目当てがない人や、混雑を避けたい方にはおすすめです。

赤くない「醤油赤飯」や、えご草という海藻から作った「えごねり」など、郷土の味を手軽に楽しめるお総菜コーナーがある直売所も多いので、夕飯のおかずにいかがでしょうか。

攻略ポイント② 配布レシピを活用すべし

地元野菜をつかったレシピが店内で配布されている様子
レジ横のレシピコーナーにはスタッフ手書きのレシピがずらり

長岡伝統野菜の「巾着ナス」をはじめとして、直売所には東京ではまず見ることのできないレア野菜がたくさん!

どうやって食べればいいのか想像もつかないものもあります。

そんな時参考にしたいのが「配布レシピ」。

中規模以上の直売所では多くの場合、スタッフさんお手製のレシピが配布されていたり、掲示されていたりしますのでこちらをチェック!

紹介されているのは伝統的なレシピから、スタッフさんオリジナルの変わりダネレシピまで様々です。

攻略ポイント③ 推しの生産者を見つけるべし

直売所ライフに慣れてきたら、ぜひご注目頂きたいのが「生産者」。

直売所で販売されている農産物には多くの場合生産者名が記載されています。

袋は食べる前に捨ててしまうかもしれませんがちょっと待って!これ美味しいな~と思ったとき生産者名をチェックしておけば、次回直売所を利用するときに探してみるという楽しみが増えます。

筆者もかれこれ4年ほど推してるナスの生産者がおりまして、特に巾着ナスは在庫がある限りその方のものを探して楽しんでおります。

直売所で「推し活」してみませんか?

裏ワザ? スーパーにもある「小さな直売所」

広い長岡では近所に直売所がないこともしばしば。

そんな方は、お近くのスーパーに「地元野菜コーナー」があるかもしれません。

取扱量はあまり多くありませんが、これも立派な直売所。

他の買い物と一緒に済ませることもできますし、とりあえずお手軽に地元野菜を試してみたい直売所ビギナーにもおすすめです。

さあ、直売所の予習はこれでバッチリです。

「新潟県と言えば米でしょ?」だけじゃない長岡の夏野菜シーズンを思いっきり楽しみましょう!

この記事を書いた人

新稲ずな
新稲ずな
東京都目黒区出身、2015年夫の出身地である長岡市へ移住。現在は県内製造業で社内SEをしています。自身の体験をもとに都会とのカルチャーギャップを4コマ漫画にまとめた、同人誌「ちほうとしぐらし!2021」を出版。移住後、長岡市の名物看板「松田ペット」にハマり、全国の松田ペットの看板愛好家たちの集いである「松田学会」を主宰するまでに。