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2022/10/24

雪の日も安心!親子で楽しめる個性的な長岡の図書館

こんにちは!移住ライターの榎本です。

他県の方が、新潟と聞いて連想するものの代表格は「雪国」。

そして、長岡はその中でも人口密度に対して積雪量の多さはトップクラスです。

雪と言えば、ウィンタースポーツや外遊びなどアウトドアでの楽しみ方を思い浮かべることが多いですよね。

今回は、2男1女の子育て真っ最中の榎本家が、雪国でも安心な休日の過ごし方についてご紹介します。

雪の日はどうやって過ごすの?

左に見える赤い棒は、ブランコの柵

長岡に移住する方の多くが懸念されるのが、冬場の雪の量。

特に、日常的に雪がある暮らしを経験したことがない方にとっては、不安要素がたくさんあって心配ですよね。

ましてや、お子さんがいる場合は、通学通園、買い物、病院などなど考えることがたくさん出てきます。

自分自身も、それほど雪の多い地域で暮らした経験がなかったので、最初は不安に思うこともありましたが、そこは住めば都。

まずは一例として、榎本家での休日の過ごし方をお伝えします。

図書館は全天候型の遊び&学び場

絵本が大好きなわがやの子どもたちは、本にまつわる場所が大好き。

特に、好きな本をその場で読める、気に入ったら借りてきて家でじっくり。

そんな魅力的な使い方ができるのが、図書館です。

長岡には、平成の大合併以前の旧長岡市内に6ヶ所、合併した支所地域に3ヶ所の図書館があります。

(そのほか、支所地域には旧町村時代の図書室があります)

図書館のいいところは、先ほどお伝えしたことはもちろん、お天気の日も雨の日も、みなさんが心配な雪の日だって、いつでも誰でも利用できることだと思います。

ほら、こんな雪の日だって、図書館はしっかり開館してくれているんです。

魅力あふれる長岡の図書館

長岡の図書館は、各地域に点在していて利用しやすいだけでなく、それぞれの館によって特徴があるところも魅力なんです。

例えば、長岡駅前にある「絵本館」は、絵本の蔵書数なんと1万3千冊!

地元長岡出身の絵本作家・松岡達英先生の立体作品があったり、下の階には親子連れで利用できる子育ての駅ちびっこ広場があったりと、ただの図書館ではない複合施設としての楽しさもあります。

松岡先生デザインのキャラクター

他にも、南図書館は醸造のまち摂田屋に近いことから「醸造」の本、北図書館は長岡花火にちなんで「花火」の本、栃尾支所地域には地元の伝統工芸である「手まり」のコーナーがあり、他の館では見られない貴重な資料や子ども向けの絵本が並んでいます。

子ども向けの企画や移動図書館も

図書館は、大人から子どもまで幅広く利用する施設ではありますが、子どもを対象にした企画もたくさん提供されています。

長岡の子ども100冊として年齢別に選ばれた「よもよもブックス」は、人気投票や市内施設への貸し出しなども行っているんです。

そして、本を乗せて市内を駆け巡るのは、「米百俵号」。

小さいながらも、司書さんたちが厳選した面白い本が詰め込まれたとってもワクワクする空間なんです。

イベント会場にも出張することがありますので、ぜひ中に入って親子で本を手に取ってもらいたいです。

晴れた日は本を手に外へ、雪の日はのんびりと

図書館の隣や周辺には、公園や緑地など遊べる場所があります。

天気のいい日には本を借りたあとで外遊びができますし、雪や雨の日には図書館の中でのんびりと過ごすことができます。

中央図書館の裏は、緑あふれる空間

2023年度に長岡駅前の再開発エリアに先行オープンする人づくりと産業振興の複合施設「ミライエ長岡」の中には、6図書館のうちの一つ「互尊文庫」が新たに開設されるんです。

子どもや若者が遊んだり学んだりできるスペースが設置されるようで、どんな場所になるのか今からとても楽しみですね!

雪が降る日が何日も続くと、外出もちょっと面倒になって気分も鬱々してきますよね。

かと言って、ガンガン外遊びをするわけでもない榎本家には、車で10~20分ほどでアクセスできる地域の図書館はとてもありがたい存在です。

雪の日に、家族でショッピングモールにお出かけするのもちょっとマンネリになってきたな~というときにも、いい気分転換になりますよ。

さて、雪国での子育て家庭の強い味方、「長岡市の図書館」の魅力をお伝えすることができたでしょうか。

長岡移住を検討中のみなさんも、ぜひ一度図書館を訪れてみてくださいね。

この記事を書いた人

榎本淳
榎本淳
大阪府出身。長子の誕生をきっかけに、妻の実家がある新潟県長岡市に移住。2015年5月に長子誕生。現在は2男1女の父。長岡市内の公益法人で6年間勤務した後、現在は独立して、起業支援の講座運営、まちづくりや子育て分野のイベント企画、スタッフとして活動しています。仕事と育児を両立させる生活を日々実践しながら、子育てしやすい社会づくりについて考えています。