地方移住と不妊治療
首都圏から地方都市へ移住を検討する際、自らの暮らしの事以外にも、不妊治療や出産環境やその設備など知りたい事が沢山ありました。
出産などは地方移住を目指すの方達が達成したいライフイベントの1つかもしれません。
筆者も東京足立区から新潟県長岡市への移住を検討していた時、
妊活を含めた出産環境に関する情報を日々収集していたのですが、
なかなか調べるのが難しい課題だったことを覚えています。
特に新潟県長岡市は第二の都市です。
どうしても県庁所在地である都市と比べてしまったり、
首都圏と医療体制を比べてしまったりと、
色眼鏡を抜きにした適切な情報を得ることは大変でした。
今回は筆者の実体験から新潟県長岡市の不妊治療および出産環境のポテンシャルをそれぞれご紹介します。
本記事では、不妊治療環境についてご紹介します。
そもそも妊活とは
妊活とはもちろん「妊娠活動」の略です。
妊娠に関する知識を得たり、妊娠に向けて体調管理を心掛けたりする活動ですね。
男女問わず30歳を過ぎると、妊娠の可能性が少しずつ減少してきます。
そこで「赤ちゃんが欲しい」と思ったときに、夫婦で取り組む子供を迎えるための準備をする。
それが「妊活」です。
なぜ筆者が妊活を必要としたのか
私が東京に住んでいた時、収入に観点からみても、
20代ではなかなか子育てができる状態にはなりませんでした。
都内では生活するだけで精一杯な現状というのもあり、
出産を考えはじめるのは30代からにしようと計画している方も
比較的多いのではないかと私は考えています。
結果として前向きに出産を考え始める方は、
里帰りなど都心から離れた環境で家族の受け入れ準備を進めるのではないでしょうか。
筆者も例外ではなく、子供を迎える手段の1つとして地方移住を選択しました。
そして、「不妊治療ができる事」は私にとってかなり優先度の高かった移住要素でもあります。
そこで今回は妊活の中の、不妊治療にフォーカスをして紹介をします。
(人工授精、体外受精・顕微授精などが対象になります。)
長岡市で不妊治療ができるのか?
移住に向けた情報収集で大変だったのは、「長岡市で不妊治療ができるのか」ということでした。
私のイメージでは、不妊治療は比較的先進的な生殖医療行為であり、大きな病院や優れた環境がなければできないのではないかと考えていました。
つまり、第二の都市である新潟県長岡市では、そんな先進的な医療を受けることはできず、県庁所在地まで行く必要がありそうだなと想定をしていました。
が、それは間違いでした。
長岡市で不妊治療を受けることは可能です。
不妊治療は令和4年度から保険も適応になっているので、必要な人は視野に入れていただけると良いかもしれません。
新潟県長岡市で不妊治療を受けることは可能
2023年現在、筆者が確認できている不妊治療可能な施設は以下の2つです。
- 立川総合病院
- 長岡レディースクリニック
立川総合病院
この立川総合病院の生殖医療センターというところでは、上述した不妊治療方法である人工授精・体外受精・顕微授精のすべてを取り扱っています。
また、総合病院なので引き続き出産までワンストップで見てもらうことも可能でした。
参照: 立川総合病院サイト
https://www.tatikawa.or.jp/tatikawa/medical_category/seisyokuiryo-cnter/
長岡レディースクリニック
こちらの施設でも不妊治療を実施することが可能です。
そして、予約優先であるため、待ち時間がかかりにくい特徴があります。
参照: 長岡レディースクリニック
新潟県長岡市の医療は凄そうだ
このように新潟県長岡市では、比較的先進医療である不妊治療をしっかりと受けて、子供を受け入れる準備を有意義に行うための環境が整っていました。
そして大きな総合病院が3つも完備されている状況でもあり、新潟近郊の都市からも救急搬送されてくる方も多いそうです。(大体3つもない)
地方第二の都市のくせにやるじゃないか。
不妊治療費助成事業も長岡市にはある
筆者は助成対象になりませんでしたが、長岡市には不妊治療に対する助成事業も存在しておりました。
もし機会があれば合わせて調べてみてもらえると良いかもしれません。
もしこの記事を読んでもっと具体的な話を聞いてみたい方は、ぜひ移住相談窓口へお気軽にお声がけください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。